「絶対困らない議論の方法」読書ログ
土曜日, 3月 28th, 2009先日、友人から本を借りた。そのうちの一冊「絶対困らない議論の方法」を読み終えたので、ログを残す。研究を進める中で、議論をベースに物事を考えることを実践しようと思い、この本をお借りした。
序章(本の概要)
議論上達のための基礎知識と実践のコツを述べる。大前提、議論とは何か。意味は2つ。意見や考え方、それを交わすこと。議論は戦い、ルールがある。真理を知るものが勝つのでなく、説得力を持つものが勝つ。真理は存在しても、各人の解釈によって正しさは変わる。よって正しい意見が議論で勝つのでない。だから議論では自分の意見を相手に認めさせる説得力を競う。説得力のベースとなるのは論理力。
議論とディスカッションは違う。ディスカッションは互いに協力しあいひとつの目標に向かう。
アタックの手法1
説得のために、相手の意見の間違いを指摘すること、これをアタックと言う。アタックで倒すのは相手の論。相手ではない。論の構成要素は2つ。主張と根拠。これらに対してアタックする。論の根拠アタックと論と主張のつながりアタックする。質問は反論ではない。主張と根拠は論理的につなげないとアタックされる。終始論理的であれ。論理の通じない相手には議論は不毛。
アタックの手法2
絶対的な真実はない。各人の解釈、視点によって各人の真実はかわる。だから常識は根拠にならない。また、しなければならない論も根拠にならない。倫理的なただしさもいらない、大前提にとらわれずにかんがえよ。大前提にとらわれない議論をおこなうために、なぜ?を使え。前提を引き出すキーワード。
表現力と分析
議論は説得力の勝負。相手に自分の意見を真実らしく届けることが重要。そのための表現力を磨け。納得させる表現力は根拠を多く述べており、その根拠が論と正しくつながっていること。くどい説明をいやがる完成は捨てろ。反論はただ述べるだけでなく、意見を「説明」するものであるから。常識を捨てて考えるということは、一般的に自明なことさえも説明する必要性をはらむ。
相手の発言を聞き漏らすな。議論はコミュニケーションの一形態であるため、フィードバックが重要。なので、良いフィードバックをするために相手の意見を聞け。議論の際は言葉通りの意味に受け止めること。察する必要はない。察させる発言(暗示させる発言)をしているときは真意を確かめること。そうでないと議論続けられない。
「語の定義」に充分に考慮を払え。
レベルの違う話には「話が別」とかわせ。反論は、現在トピックになっている論に対応するようにしないと反論は言わない。あさっての方向からの論を持ち出しても、反論にはならない。あさっての方向からの論は、「話が別では?」と切り返せ。
「誰にとって?」を確かめろ。あらゆる意見は誰かの視点を含む。誰にとってその意見は正しいのか、確かめろ。



