Posts Tagged ‘book’

This week activity(4/1 ~ 4/10)

土曜日, 4月 10th, 2010

今週はJavaScript強化週間でした.jQueryを使うために,
まずJavaScriptを勉強しました.

JS関係

JavaScript 第5版

まず全体像を掴むためにざっと読みました.
prototypeで継承を行う点が一番大きな刺激でした.
あとはクロージャの概念などを勉強.ぶっとい本で大変でした..

Pro JavaScript techniques

jQueryの作者John Resigの本.
anonymous function -> (function() {})();が特に勉強になりました.
あとは有名ツールの紹介やprivateやpublicな属性の作り方など.

いまJavaScript:The Good Partsを頼んでいますが,まだ届いてません.

ビデオ

google TechTalkすごい人が来ていておすすめです!
YUI(Yahoo UI)TheaterのほうもJS系の動画が上がってるみたいなので,
今週はこれらをチェックするつもりです.

Best Practice in JavaScript Library Design

上記John Resigのお話.どう良いライブラリを作り,メンテするかについて.
この中でOOPは良いコードを書く選択肢の一つに過ぎないと述べてます.
JSの場合,OOPよりカスタムイベントを使う方が良いコードが書けるのでは?とも.

JavaScript: The Good Parts

JS界の大御所Douglas Crockfordの例の本をベースにした講演.
JSには良い部分と悪い部分があるので,良い部分を活かす様に使うべきとのこと.
良い部分とは,Closure, dynamic Object, lambdaなどのようです.
あとはprototype継承についての説明や,new演算子は使うな!など.

面白OSS

せっかくなのでJSのOSSはどうなってるかを調べてみました.
特に面白そうだったのは以下.

sproutcore

http://www.sproutcore.com/

HTML5+JSのためのアプリケーションフレームワーク.
フレームワーク側にボタン等のGUIコンポーネントが用意されていて,
JSだけでロジックを書けるよ!というものでしょうか.

raphael

http://raphaeljs.com/

JSで描画するベクターグラフィックライブラリ.
ベクターグラフィックをJSで描いてる!?

commonJS

http://commonjs.org/specs/modules/1.0/
最近はこういう流れなんですね.V8がちょっぱやなせいでしょうか.
JSでネイティブアプリを作れるようにする動きだと認識してます.

勉強していくなかで,JSは書き方が自由な分,技巧で対処する文化を感じました.
なんかそのあたりLISPの気風を感じるような..

他にチェックしておくべき人やプロジェクト,本やサイトなどがありましたら教えてください!

その他の学び

JS以外には以下のような学びがありました.

リファクタリング

これはすごく勉強になりました!
「2つの帽子」という,機能追加とリファクタリングを分けてやりましょう
という考え方は,とても効きました.今までごちゃごちゃにやっていて,
コミットする際に「あれ,なにやったっけ?」ということがあったので..X(
各プラクティスも,自然にやっているものもありますが,明文化されると
人に伝えやすくなる分,勉強になりました.

まつもとゆきひろ コードの世界

Rubyの作者Matzの本.Rubyの動的な部分の使い方を知りたかったのと,
サイ本の休憩にコラム的な本が欲しかったので読みました.

20歳のときに知っておきたかったこと

スタンフォードのイノベーション論の先生が書いた本.
要点は「もっと自由に考えていいんだよ」という許しを,
常識という枠にはまる前に教える本です.
学校では,評価軸が明確な中でどう成果を上げるかを問われますが,
現実社会は違います.自由な発想こそが自分を活かし,世界を豊かにすると
述べているように感じました.
これ高校生の時に読みたかったなぁ,としみじみ思う本でした.
例として出てくるプロジェクトも逐一発想が飛んでいて面白く,
やったろう!という精神を掻き立てられます.

今週はこんな感じでした!

「自分を知るための哲学入門」を読んだ.

火曜日, 3月 23rd, 2010

自分を知るための哲学入門を読んだ.
この本を手に取ったきっかけは「自分の思考を深めるにはどうすればいい?」という問いを最近持っていること.

僕は,哲学がその問いに答えてくれると期待していた.だから,この本のドンピシャな”まえがき”を立ち読みして買うことにした.そのまえがきは以下である.

「哲学とは,自分でものごとを深く考える技術である.深く考えるとは,いうならば,自分の習慣的な考え方の枠組みを底から見直し,その考え方を絶えず”書き換えてみる”ことなのである.」

著者は,各人の考えを深めるツールをざっくり洗い出すことはしないが,先哲の論を学ぶことで,哲学することや思考の枠組みを自分用にアレンジして取り入れろと述べる.

僕が面白かったのは,天才哲学者が問題を見る視点を変えて思考することで難問を解き,更なる難問を世間に示すところ.彼らの思考法は,既存の問題に対して問いを持つことからスタートし,それに対して新しい解法を編み出して問題を解決する.新しい解法の中には,私たちが日常に取り入れている方法的懐疑(要するに超疑ってかかること)などもある.

一般に,哲学の本というのは読みにくい文体と分かりづらい単語の羅列で,初めの1章さえ理解できないものだったりする.しかし,この本は正反対だった.平易な文章である上に,著者自身が各哲学思想を学び,人生を豊かにしたというエピソードが各所にあり入り込みやすい.「哲学ってよくわからないけど,役に立ちそう」と考えているビギナーの,始めの一冊としてお勧めする.

今週の活動(3/7~3/14)

日曜日, 3月 14th, 2010

今週から試験的に、毎週の活動を書き残してみようかなと思い立ちました.ユダヤの休息日を参考に,一週間を振り返り,学習の進捗を把握して計画を改善したり,や日々の生活をより良いものにしていきたいと思います.

今週読んだ本

働き方系


37signalsの仕事本.amazonで見かけて買ってしまいました..この会社は学部生のときからのファンです.

内容は納得!そしてこれはお勧めします!(本は薄いですが)書いてる哲学がとてもプラグマティック.常識を疑い,さらに現実的な解を提示している感じがします.「自分のほしいものを作れ」「本質を知り,そこから始めろ」というメッセージはかなり響きました.


こちらも海外からの本ですね.未踏PMの勝屋さんから聞いて読みました.パレートの法則ってありますよね.20%の仕事が80%の利益を生むというアレです.この法則に従って会社を経営したらうまくいったよ!というのが基本精神で,その考えを様々な活動に応用して自由を手にしようという本です.「本質を見つけろ」「仕事は与えられた時間分だけ膨張するという法則」などが重要なキーワードだなと感じました.

この2冊から学んだ大きなことは,本質となるものは何かを捉え,それに対してフルコミットすること.逆に,本質でないものに時間を使っていないか考えること.

ただ,ここで少し考えてしまうのは「本質となるものは何かを捉えるのにどれだけの時間を割くか」という問題.ものを作るのにも時間がかかるので,そんなに長くは考えてられません.しかし,ものを作る時間は本質が何か,それがどれくらいの大きさ(作業工数)かに依存します.この問いは考えても仕方がない問いでしょうか?僕はエイヤと区切ることにしていますが,どうお考えでしょうか?

アイデア系


パーソナルコンピュータは,特定の仕事を助けるツールとして開発が進みましたが,過去の偉人たちの中には,パーソナルコンピュータが思考を助けるツールになる!と考えて研究をすすめた人たちがいました.その歴史を書いています.未踏のテーマに近いので,勉強用に.まだ読み終わってません.


自然とはいくつかの構造が重なりあって存在する「重層性」からなっていると述べていたり,その具体例に農業のパーマカルチャーや建築のパターンランゲージを引用していたりと多彩な印象.”システム全体”を考えている人なんだなぁと感じ,憧れます.セレンディピティをうまく起こす方法がないか探るために読んでます.

英語系


英語の具体的ないいまわしの本.間の手が書かれているので役に立つかと思いきや,使う機会がないので役に立たないかも..使う機会を作ればいいんだ!

教養系


BRIDGE2010でのパンカク柳澤さんおすすめのローマの歴史書.ローマの歴史は面白い!政治の形の歴史がそこに詰まっています.読んでいると,ある側面は日本のようであったり,アメリカのようであったりと,勉強になるところが大きいです.まだ1冊目.

開発系


日々ちょっとずつ進めてます.今週は20ページ進みました.


プロトタイプの為に,AS3/AIR系の本を読んでます.

行ったイベントや場所

BRIDGE2010 March

未踏のPMでお世話になっている勝屋さんに誘われ,BRIDGEというイベントに行ってきました.若手起業家の今考えていることと将来の展望といったテーマの講演+ネットワークパーティで,知ってるところではプリファードインフラストラクチャーの西川さんとパンカクの柳澤さんが出てました.

特に柳澤さんの話が面白く,ローマ人の物語も彼が勧めていたので読みました.そのときの学びは以下のページにまとめました.
BRIDGE2010 Marchに行ってきた

青山ブックセンター六本木店

前からいいよーと言われていた青山ブックセンターに行ってきました.
デザイン系の本が多いのが良いのでしょうか?六本木店はそんなに言う程すごくなかったです.
本店がすごいのかなぁ?

サーバ関係

レンタルサーバのメンテ

今僕はprgmrというレンタルサーバを使っています.
夏のインターンの際に,村瀬さんに教えて頂いたサーバで,サイトは怪しいですが安い!です.ただでさえ安いにも関わらずケチってヘボイ構成のサーバを選び,メモリ不足で困っていました.そこで,いらないデーモンを落とし,いらないパッケージを消し,apacheの設定を見直しました.

そのサーバでホストしているブログにwordpressを使っているので,apache2 + PHPという構成というwebサーバにしていますが,lighttpdの方が良いんでしょうか?設定に慣れてるので惰性でapacheにしています.

自分のブログにtwitterプラグインを導入

しました.twitterのインタフェースでは自分の過去が積み上がってる感じがしなかったためです.どうなるか様子を見てます.

「外国語上達法」を読んだ.

土曜日, 3月 6th, 2010

外国語上達法という本を読んだ.

この本によると,語学の上達にはコツがあり,それを知っていればより早く上達することができるらしい.そのコツとは「目的意識を持つこと」と,覚えたことを忘れることを恐れず,繰り返すこと.
何語をどんな目的のために学ぶのか.達成したい目標は何かを明確にすることが,語学の上達には必要だ.

また,語学の上達に際して必要なものは2つだそうだ.それはお金と時間.お金をかければ,もとをとりたくなるのが人だろう.また,語学の上達のコツとして繰り返しが重要だと書いたが,そのためには時間が必要となる.

さらに,覚えることも2つであると述べている.それは語彙と文法だ.この順番にも意味があって,語彙を先に覚えることが重要である.いきなり文法を教えても面白くはないため,相当根性がなくては続かないからだ.

単語は,まず必須の千語を外国語を始めた衝動で覚えると長続きしやすいそうだ.文章をまともに読める程度になるには2千~3千語ほど必要らしいので,その後ぼちぼちと学習すると良い.文法に関しては,大切で重要な要項を重点的に教えてくれるテキストを使い,重要なものから勉強すべきである.

僕が英語を勉強するのは,作ったソフトウェアや自分の活動をネット上で広く伝えるため,という目的があるからだ.そのため,現在は主に書く技能と読む技能を鍛えたいと思っている.学習の予定としては,一応大学受験の時に千単語ぐらいは習得しているので,3千単語を目指すことと,文法のやり直しに重点的に取り組もうかな.

「ビジョナリー・ピープル」を読んだ

月曜日, 2月 15th, 2010

ビジョナリー・ピープルを読んだ.成功者のインタビューからその成功の共通項をくくりだそうとした本だ.ビジョナリー・カンパニーのスタッフが書いているが,続編と考えない方が良い.受けるインパクトは人によって分かれると思うからだ.

要約すると,成功者は周囲の評価や判断基準よりも自分の感覚に忠実に,自分のやりたいことに近づくためのことを最優先に取り組んできた.その行動を要素分解すると3つの要素に集約できる.その3つは,意志,思考スタイル,行動スタイルだ.その各々について,成功者のインタビューを通して出て来た言葉から説明している形を取っている.インタビューの中からちょいちょい言葉をとってきているので,本全体としては散漫になっている印象を受ける.

ただ,そのぶん自分と重ね合わせて考えられるところが多いのではないか.僕はこの本の以下のような点が学びになった.

成功者の成功の基準

辞書で言われている成功の基準は,成功者たちにとっての基準とは少し違う.普通は,成功とはある一点(富や名声,目標の達成など)をさすが,彼らは自分たちの情熱を燃やせる仕事や生活にある状態を,成功と置いている.この定義だと,ある一点を目指す為に今情熱を持てない仕事に取り組むことは”成功”ではないということになる.それについて,僕は賛成だ.常に情熱を持てる仕事がはっきりしているかわからないが,情熱を持てる仕事がある以上,それに取り組むようにしむけるべきだと思う.

周囲の基準や意見に惑わされない

情熱を燃やす対象があるにも関わらず,それに取り組まないのはなぜか.それは周囲のいう成功の基準が正しいと,自分が考えているから.周囲のいう成功の基準とは,例えばキャリアや給料,肩書きだったりする.それらを得ることが真に幸せか?それで日々満足して生きていけるのか?この本で書かれている成功者は,周囲から見れば成功とは見えない人生を一部では経験している.彼らにとって,成功はたまたま,自分が情熱を燃やしていたものが周囲に認められ,取り上げられたにすぎない.

情熱の対象は霧の中

自分が情熱を燃やせる対象や,意義ある仕事が天啓によって与えられるように考えられているが,それは普通まれである.悩みながら,その時点で自分がやりたいと思うことをやっていくうちに明確になっていく.ジョブズも言うように「見つからないなら,探し続け」る姿勢が重要になる.

「答えが見つかるまで考え抜く技術」を読んだ

木曜日, 2月 11th, 2010

「答えが見つかるまで考え抜く技術」を読んだ.その技術は,「日々問いを持って生きること」.問いを忘れず,問いのプールを用意してそれを見返すこと.そして日々それを考えること.その結果,考え抜くことができるというものだった.あとそのための細かいTipsと,この人の人生の話だった.

「私家版 ユダヤ文化論」を読んだ.

木曜日, 2月 11th, 2010

私家版ユダヤ文化論を読んだ.
この本は,ユダヤ人とは何なのかを,ユダヤ人とは何でないのかを考えることで明らかにしようと考えた本だ.が,僕はユダヤ人が誰であるかを知りたいのではなく,ユダヤ人の特性(特に考え方や思考方法)を知りたいと思っており,知り合いからこの本を推薦された.

なぜユダヤ人の特性を知りたかったのには訳がある,ユダヤ人はかなり少数の民族(ちなみに,この本ではユダヤ人は民族でも,ある宗教を進行する集団でもないとしている.ユダヤ人は言うなればプログラマーやデザイナーと同じで,ある思考形態を共有する集団であると理解した)にもかかわらず,かなりの数のノーベル賞を受賞したり,イノベーティブな発明(銀行や貨幣など)を考えだしている.すなわち,かなり優秀な民族であり,その原因には民族特有の思考形態があると考えた.自分もできるならば彼らのように頭が良くなりたいし,人類の未来を良い方向へシフトするようなイノベーティブなものを実現したい.だから彼ら特有の思考形態について知り,その知性を少しでも身につけることができればと思った.

で,ユダヤ人の特性とは何だったか.正直理解できていないがとりあえず書くと,「時間の捉え方が違う」ということ.彼らは未来から過去に時間が流れる感覚を持っているらしい.それは,僕の解釈で言うと将来のビジョンから考えると,現在はこれをなさねばならないという,ビジョンをもとにした考え方が出来るということなのか?と考えている.でもそのために回りくどい説明をしているとも考えにくいし..どういうことなんだろう?一度ユダヤ人の方にお会いして,この感覚について意見を聞きたい.彼らが歴史的に遅れてきた存在であるためにその感覚を持った,というのは説明としてつじつまがあっていない.どういうことなんだ?

—-追記2010.02.11
知人とのディスカッションで,僕たちがビジョンだと感じているもののリアリティが全く違うのではないか,という新しい視点を手に入れた.本当のところどうなんだ?

イノベーターを生きざま(とAppleの歴史)を知る.「iCon」読了

金曜日, 2月 5th, 2010

iConを読んだ.

ジョブズが禅に取り組んでいた,ということを聞かされた.割とAppleについては詳しいと思っていたがそのことを知らなかったので,より詳しく知りたいと思ってこの本を手に取った.また,今取り組んでいる作業の関係からジョブズが人生の分かれ目で,いかにして自分の軸を見つけ,苦労に対処してきたのかを知りたいと思った.

そういう背景を元に読んでみて,面白いと感じたのは子供時代からNeXTを創立するまでの初期Appleまでのジョブズの生き方や考え方だ.若いときの苦悩や,イノベーターらしいエピソードが満載の部分だと思う.
特に,毎日3,4本電話をかけて一流のPRマンを雇い,それがあの伝説的なCM「1984」に繋がっていたり,ATARIでバイトするために「雇ってくれるまで帰らない」と言って居座るような頑固さが描かれてる.また,電話帳を出して「これ以上大きいコンピュータは許さん」と宣言する,不可能に思えるが技術者を鼓舞させる課題設定だったり,宇宙に衝撃を与えるようなものを作ろうというビジョンだったり,すごいビジョナリーで,鋭いリーダーを物語るエピソードが痛快だ.

あと,自分の軸を見つけることについては,彼がAppleを追い出されてから,NeXTを立ち上げるまでに「自分が一番情熱を注いで来たことを書き出し」,最終的にコンピュータを作ることに再び取り組むところが参考になる.この手法は確か佐藤雅彦さんも何かの本で書いていたなぁと思ったり.

正直NeXT以降は,ジョブズ自身の考え方や内面に焦点をあわせた文が少なくなり,PixarとDisneyとの駆け引きや,iMac以降の活躍を書いているだけのような気がした.なので,後期Apple以降のジョブズ自身の考え方を知るにはStanfordの卒業式でのスピーチを聞く方がいいかも.ただ,Appleと
Jobsにどういう歴史があったかを知るには,この本は有効だと思う.

本自体はすごく分厚く,読むのにかなりの時間がいる.1章ずつちょびちょび読むのがいいかも.

中学生でColor Classicを触って以降,かわいくてわかりやすいコンピュータ(当時Windows95は子供の僕には直感的ではなかったし,無骨なマシンが多かった.あと,よく青い画面を出した)を作るAppleという会社は気になる存在だった.

最近の人は知っててiMac以降のjames Ivesのマシンかもしれないけど,昔もかわいいマシン作ってたんだよ.Color ClassicとかSE/30とかPowerbookベネトンモデルとかeMacとかArtemisとか20th aniversary macとか.Old Macもよかったことに目を向けて欲しいなぁ.ただ,このころのMacってスカリーの時代だったことをこの本で知った.まだまだAppleマニアじゃないなぁ..

『リファクタリング・ウェットウェア』を読んだ.

月曜日, 1月 18th, 2010

リファクタリング・ウェットウェアを読んだ.

僕が勉強になったのは,4,6章以外.右脳をいかに活用するかと,集中の方法についてが参考になった.結構他でも書かれているないようなんだけど,まとまっているので使いやすい.以下,まとめ.

初心者と達人の違いはコンテキストを読んで動けるか否か.達人は直感を働かせ,コンテキストを読んで様々な問題に対処できる.直感を働かせるためには,脳のRモードの活用が大切.Rモードというのは,いわゆる右脳的な能力のこと.実はこっちのほうが論理を司る左脳よりも高速に動く.

よって,うまくRモードを活用したいが,Rモードは意識的に動かすことができないらしい.そこで,Rモードを動かすように促すことと,Rモードのメッセージ(処理結果)をうまく引き出すことが重要になる.具体的には,促すために散歩をしたり,メッセージを引き出すためにモーニングページという手法がある.

話変わって,学びのスタイルについて.今の時代学び続けることが必要になってる.より効率よく学ぶためには,ただ漠然と「xxしたい」ではなく,計画を立てて,進捗とのフィードバックを得ながら進めることが重要.具体的な方法として,”SMART”な目標の立て方や,SQ3Rを活用した読書の方法,プラグラマティック投資計画などが書かれている.

学んだ結果を活かして実践した経験を積み重ねていくことになる.その経験をうまく活用するためには,自由にフィールドで遊べる(= 探検,発明,応用)ことが大事.そのために,いつでも安全な状態に戻れたり,自由にいじれることが重要.具体的には,プログラマーならバージョン管理,ユニットテスト,自動化をプロジェクト管理の基本として用意しとけよと.

7章.集中のコントロールについて.学びや実践の最中,ただ漫然とやるのではなく,集中して濃くやることが大事である.そもそも集中力を高める方法として瞑想がある.瞑想で鍛えた集中力をRモードに振り分けて高速処理したい.そのためにはRモードをうまく動かす”何もしない”時間を作ろう.自分にとってのRモードをうまく動かす方法は何か考えよう.

Rモードを使うにも,処理に必要な情報をRモードに渡す必要がある.その情報をどう確保するか?とにかくメモれ.メモれば,そのメモの内容が外脳として使えるようになる.そのために個人wiki作ろうね.

コンテキスト(今考えている課題)を切り替えのには20分かかる.それを繰り返すとほとんど学びや仕事にならないので,切り替えないようにしたい.そのためにはGTD的なアプローチ(メールチェックを繰り返さない.Todoリストは外だし.等)などが使える.

また,視界から漏れた情報は,コンテキスト外に押し出される.大きなモニタで情報を拡げよう.また,他のアプリに割り込まれない様にワークスペースをそもそも分ける.アプリ毎というよりタスク毎のほうが割り込み小さいかもね.

コンテキストに優しい休憩をしましょう.youtubeみると新しいコンテンツが入ってくるので頭がかき混ぜられてしまうよ,とか.

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら.

金曜日, 1月 15th, 2010

とても面白かった!時間としても2時間以内にサクッと読める本だった.GOALや金持ち父さん貧乏父さんなどの本が好きな人は,この本も好きだと思う.ただ,ドラッガーの「マネジメント」についてガッツリ書いてる感じではないので,入門用として考えて買うべきかな.いくつか気になった点を以下に.

マネージャに必要な資質は真摯さ

最近は,愛想よくすること,人を助けること,人づきあいをよくすることが,マネジャーの資質として重視されている.そのようなことで十分なはずがない.
事実,うまくいっている組織には,必ず1人は,手をとて助けもせず,人づきあいもよくないボスがいる.この種のボスは,とっつきにくく気難しく,わがままなくせに,しばしば誰よりも多くの人を育てる.すかれている者よりも尊敬を集める.一流の仕事を要求し,自らにも要求する.基準を高く定め,それを守ることを期待する.何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない.真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない.
このような資質を欠く者は,いかに愛想がよく,助けになり,人づきあいがよかろうと,またいかに有能であって聡明であろうと危険である.そのような者は,マネジャーとしても,紳士としても失格である.

ギクッ.自分のことを言われているような気がした.ただ周りの要望に答えることが真摯でないことが最近分かってきた.本当に大切なことのために,勇気ある選択をすることも真摯さに含まれる.

カスタマーベネフィットから始める考え方

これは,この間の集まりでもとても言われていたことなのだが,誰にとってのどんな価値を提供するのか.その価値の本質は何か.自分たちが作ったソフトは,顧客のどんな価値を満たすためにあるのかを考えることにも繋がる.その顧客が少なくとも,トガった満足を与えるものを作りたい.

人が雇われるのは強さや能力

人のマネジメントとは,人の強みを発揮させることである.人は弱い.悲しいほどに弱い.問題を起こす.手続きや雑事を必要とする.人とは,費用であり,脅威である.
しかし人は,これらのことのゆえに雇われるのではない.人が雇われるのは,強みのゆえであり能力のゆえである.組織の目的は,人の強みを生産に結びつけ,人の弱みを中和することにある.

マネジメントは3つの役割

  • 組織の使命を果たす
  • 働いている人を活かす
  • 社会の問題について貢献する

こう読み返して気になった点をまとめて眺めると,書いてあることは至極全うだなぁと思う.「マネジメント」は30年前に書かれた本だから,今の社会では当然の常識になるほど浸透した,と考えた方がいいのかな.納得できるけど,おおお!すごい!というものではないと思った.僕が理解できていないからなのかな?

ただ,働いている人を活かす,というのは今の会社で出来ているのかな.人を記号化された職種(プログラマーとか,マネジャー)で採用して,その職種からはみ出た部分も活かせているのだろうか.いいマネジメントができるマネジャーは,そこも汲み取るんだろう.

あと,読み返すときに,引用部分と本文部分がわかりにくいレイアウトの本だな,と思った.太字にするとかフォントを変えるとかしてくれるとよかったな.そこは小説的に見せる為にあえてやらなかったとも考えられるけど.