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「外国語上達法」を読んだ.

土曜日, 3月 6th, 2010

外国語上達法という本を読んだ.

この本によると,語学の上達にはコツがあり,それを知っていればより早く上達することができるらしい.そのコツとは「目的意識を持つこと」と,覚えたことを忘れることを恐れず,繰り返すこと.
何語をどんな目的のために学ぶのか.達成したい目標は何かを明確にすることが,語学の上達には必要だ.

また,語学の上達に際して必要なものは2つだそうだ.それはお金と時間.お金をかければ,もとをとりたくなるのが人だろう.また,語学の上達のコツとして繰り返しが重要だと書いたが,そのためには時間が必要となる.

さらに,覚えることも2つであると述べている.それは語彙と文法だ.この順番にも意味があって,語彙を先に覚えることが重要である.いきなり文法を教えても面白くはないため,相当根性がなくては続かないからだ.

単語は,まず必須の千語を外国語を始めた衝動で覚えると長続きしやすいそうだ.文章をまともに読める程度になるには2千~3千語ほど必要らしいので,その後ぼちぼちと学習すると良い.文法に関しては,大切で重要な要項を重点的に教えてくれるテキストを使い,重要なものから勉強すべきである.

僕が英語を勉強するのは,作ったソフトウェアや自分の活動をネット上で広く伝えるため,という目的があるからだ.そのため,現在は主に書く技能と読む技能を鍛えたいと思っている.学習の予定としては,一応大学受験の時に千単語ぐらいは習得しているので,3千単語を目指すことと,文法のやり直しに重点的に取り組もうかな.

「ビジョナリー・ピープル」を読んだ

月曜日, 2月 15th, 2010

ビジョナリー・ピープルを読んだ.成功者のインタビューからその成功の共通項をくくりだそうとした本だ.ビジョナリー・カンパニーのスタッフが書いているが,続編と考えない方が良い.受けるインパクトは人によって分かれると思うからだ.

要約すると,成功者は周囲の評価や判断基準よりも自分の感覚に忠実に,自分のやりたいことに近づくためのことを最優先に取り組んできた.その行動を要素分解すると3つの要素に集約できる.その3つは,意志,思考スタイル,行動スタイルだ.その各々について,成功者のインタビューを通して出て来た言葉から説明している形を取っている.インタビューの中からちょいちょい言葉をとってきているので,本全体としては散漫になっている印象を受ける.

ただ,そのぶん自分と重ね合わせて考えられるところが多いのではないか.僕はこの本の以下のような点が学びになった.

成功者の成功の基準

辞書で言われている成功の基準は,成功者たちにとっての基準とは少し違う.普通は,成功とはある一点(富や名声,目標の達成など)をさすが,彼らは自分たちの情熱を燃やせる仕事や生活にある状態を,成功と置いている.この定義だと,ある一点を目指す為に今情熱を持てない仕事に取り組むことは”成功”ではないということになる.それについて,僕は賛成だ.常に情熱を持てる仕事がはっきりしているかわからないが,情熱を持てる仕事がある以上,それに取り組むようにしむけるべきだと思う.

周囲の基準や意見に惑わされない

情熱を燃やす対象があるにも関わらず,それに取り組まないのはなぜか.それは周囲のいう成功の基準が正しいと,自分が考えているから.周囲のいう成功の基準とは,例えばキャリアや給料,肩書きだったりする.それらを得ることが真に幸せか?それで日々満足して生きていけるのか?この本で書かれている成功者は,周囲から見れば成功とは見えない人生を一部では経験している.彼らにとって,成功はたまたま,自分が情熱を燃やしていたものが周囲に認められ,取り上げられたにすぎない.

情熱の対象は霧の中

自分が情熱を燃やせる対象や,意義ある仕事が天啓によって与えられるように考えられているが,それは普通まれである.悩みながら,その時点で自分がやりたいと思うことをやっていくうちに明確になっていく.ジョブズも言うように「見つからないなら,探し続け」る姿勢が重要になる.

「答えが見つかるまで考え抜く技術」を読んだ

木曜日, 2月 11th, 2010

「答えが見つかるまで考え抜く技術」を読んだ.その技術は,「日々問いを持って生きること」.問いを忘れず,問いのプールを用意してそれを見返すこと.そして日々それを考えること.その結果,考え抜くことができるというものだった.あとそのための細かいTipsと,この人の人生の話だった.

「私家版 ユダヤ文化論」を読んだ.

木曜日, 2月 11th, 2010

私家版ユダヤ文化論を読んだ.
この本は,ユダヤ人とは何なのかを,ユダヤ人とは何でないのかを考えることで明らかにしようと考えた本だ.が,僕はユダヤ人が誰であるかを知りたいのではなく,ユダヤ人の特性(特に考え方や思考方法)を知りたいと思っており,知り合いからこの本を推薦された.

なぜユダヤ人の特性を知りたかったのには訳がある,ユダヤ人はかなり少数の民族(ちなみに,この本ではユダヤ人は民族でも,ある宗教を進行する集団でもないとしている.ユダヤ人は言うなればプログラマーやデザイナーと同じで,ある思考形態を共有する集団であると理解した)にもかかわらず,かなりの数のノーベル賞を受賞したり,イノベーティブな発明(銀行や貨幣など)を考えだしている.すなわち,かなり優秀な民族であり,その原因には民族特有の思考形態があると考えた.自分もできるならば彼らのように頭が良くなりたいし,人類の未来を良い方向へシフトするようなイノベーティブなものを実現したい.だから彼ら特有の思考形態について知り,その知性を少しでも身につけることができればと思った.

で,ユダヤ人の特性とは何だったか.正直理解できていないがとりあえず書くと,「時間の捉え方が違う」ということ.彼らは未来から過去に時間が流れる感覚を持っているらしい.それは,僕の解釈で言うと将来のビジョンから考えると,現在はこれをなさねばならないという,ビジョンをもとにした考え方が出来るということなのか?と考えている.でもそのために回りくどい説明をしているとも考えにくいし..どういうことなんだろう?一度ユダヤ人の方にお会いして,この感覚について意見を聞きたい.彼らが歴史的に遅れてきた存在であるためにその感覚を持った,というのは説明としてつじつまがあっていない.どういうことなんだ?

—-追記2010.02.11
知人とのディスカッションで,僕たちがビジョンだと感じているもののリアリティが全く違うのではないか,という新しい視点を手に入れた.本当のところどうなんだ?

イノベーターを生きざま(とAppleの歴史)を知る.「iCon」読了

金曜日, 2月 5th, 2010

iConを読んだ.

ジョブズが禅に取り組んでいた,ということを聞かされた.割とAppleについては詳しいと思っていたがそのことを知らなかったので,より詳しく知りたいと思ってこの本を手に取った.また,今取り組んでいる作業の関係からジョブズが人生の分かれ目で,いかにして自分の軸を見つけ,苦労に対処してきたのかを知りたいと思った.

そういう背景を元に読んでみて,面白いと感じたのは子供時代からNeXTを創立するまでの初期Appleまでのジョブズの生き方や考え方だ.若いときの苦悩や,イノベーターらしいエピソードが満載の部分だと思う.
特に,毎日3,4本電話をかけて一流のPRマンを雇い,それがあの伝説的なCM「1984」に繋がっていたり,ATARIでバイトするために「雇ってくれるまで帰らない」と言って居座るような頑固さが描かれてる.また,電話帳を出して「これ以上大きいコンピュータは許さん」と宣言する,不可能に思えるが技術者を鼓舞させる課題設定だったり,宇宙に衝撃を与えるようなものを作ろうというビジョンだったり,すごいビジョナリーで,鋭いリーダーを物語るエピソードが痛快だ.

あと,自分の軸を見つけることについては,彼がAppleを追い出されてから,NeXTを立ち上げるまでに「自分が一番情熱を注いで来たことを書き出し」,最終的にコンピュータを作ることに再び取り組むところが参考になる.この手法は確か佐藤雅彦さんも何かの本で書いていたなぁと思ったり.

正直NeXT以降は,ジョブズ自身の考え方や内面に焦点をあわせた文が少なくなり,PixarとDisneyとの駆け引きや,iMac以降の活躍を書いているだけのような気がした.なので,後期Apple以降のジョブズ自身の考え方を知るにはStanfordの卒業式でのスピーチを聞く方がいいかも.ただ,Appleと
Jobsにどういう歴史があったかを知るには,この本は有効だと思う.

本自体はすごく分厚く,読むのにかなりの時間がいる.1章ずつちょびちょび読むのがいいかも.

中学生でColor Classicを触って以降,かわいくてわかりやすいコンピュータ(当時Windows95は子供の僕には直感的ではなかったし,無骨なマシンが多かった.あと,よく青い画面を出した)を作るAppleという会社は気になる存在だった.

最近の人は知っててiMac以降のjames Ivesのマシンかもしれないけど,昔もかわいいマシン作ってたんだよ.Color ClassicとかSE/30とかPowerbookベネトンモデルとかeMacとかArtemisとか20th aniversary macとか.Old Macもよかったことに目を向けて欲しいなぁ.ただ,このころのMacってスカリーの時代だったことをこの本で知った.まだまだAppleマニアじゃないなぁ..

『リファクタリング・ウェットウェア』を読んだ.

月曜日, 1月 18th, 2010

リファクタリング・ウェットウェアを読んだ.

僕が勉強になったのは,4,6章以外.右脳をいかに活用するかと,集中の方法についてが参考になった.結構他でも書かれているないようなんだけど,まとまっているので使いやすい.以下,まとめ.

初心者と達人の違いはコンテキストを読んで動けるか否か.達人は直感を働かせ,コンテキストを読んで様々な問題に対処できる.直感を働かせるためには,脳のRモードの活用が大切.Rモードというのは,いわゆる右脳的な能力のこと.実はこっちのほうが論理を司る左脳よりも高速に動く.

よって,うまくRモードを活用したいが,Rモードは意識的に動かすことができないらしい.そこで,Rモードを動かすように促すことと,Rモードのメッセージ(処理結果)をうまく引き出すことが重要になる.具体的には,促すために散歩をしたり,メッセージを引き出すためにモーニングページという手法がある.

話変わって,学びのスタイルについて.今の時代学び続けることが必要になってる.より効率よく学ぶためには,ただ漠然と「xxしたい」ではなく,計画を立てて,進捗とのフィードバックを得ながら進めることが重要.具体的な方法として,”SMART”な目標の立て方や,SQ3Rを活用した読書の方法,プラグラマティック投資計画などが書かれている.

学んだ結果を活かして実践した経験を積み重ねていくことになる.その経験をうまく活用するためには,自由にフィールドで遊べる(= 探検,発明,応用)ことが大事.そのために,いつでも安全な状態に戻れたり,自由にいじれることが重要.具体的には,プログラマーならバージョン管理,ユニットテスト,自動化をプロジェクト管理の基本として用意しとけよと.

7章.集中のコントロールについて.学びや実践の最中,ただ漫然とやるのではなく,集中して濃くやることが大事である.そもそも集中力を高める方法として瞑想がある.瞑想で鍛えた集中力をRモードに振り分けて高速処理したい.そのためにはRモードをうまく動かす”何もしない”時間を作ろう.自分にとってのRモードをうまく動かす方法は何か考えよう.

Rモードを使うにも,処理に必要な情報をRモードに渡す必要がある.その情報をどう確保するか?とにかくメモれ.メモれば,そのメモの内容が外脳として使えるようになる.そのために個人wiki作ろうね.

コンテキスト(今考えている課題)を切り替えのには20分かかる.それを繰り返すとほとんど学びや仕事にならないので,切り替えないようにしたい.そのためにはGTD的なアプローチ(メールチェックを繰り返さない.Todoリストは外だし.等)などが使える.

また,視界から漏れた情報は,コンテキスト外に押し出される.大きなモニタで情報を拡げよう.また,他のアプリに割り込まれない様にワークスペースをそもそも分ける.アプリ毎というよりタスク毎のほうが割り込み小さいかもね.

コンテキストに優しい休憩をしましょう.youtubeみると新しいコンテンツが入ってくるので頭がかき混ぜられてしまうよ,とか.

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら.

金曜日, 1月 15th, 2010

とても面白かった!時間としても2時間以内にサクッと読める本だった.GOALや金持ち父さん貧乏父さんなどの本が好きな人は,この本も好きだと思う.ただ,ドラッガーの「マネジメント」についてガッツリ書いてる感じではないので,入門用として考えて買うべきかな.いくつか気になった点を以下に.

マネージャに必要な資質は真摯さ

最近は,愛想よくすること,人を助けること,人づきあいをよくすることが,マネジャーの資質として重視されている.そのようなことで十分なはずがない.
事実,うまくいっている組織には,必ず1人は,手をとて助けもせず,人づきあいもよくないボスがいる.この種のボスは,とっつきにくく気難しく,わがままなくせに,しばしば誰よりも多くの人を育てる.すかれている者よりも尊敬を集める.一流の仕事を要求し,自らにも要求する.基準を高く定め,それを守ることを期待する.何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない.真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない.
このような資質を欠く者は,いかに愛想がよく,助けになり,人づきあいがよかろうと,またいかに有能であって聡明であろうと危険である.そのような者は,マネジャーとしても,紳士としても失格である.

ギクッ.自分のことを言われているような気がした.ただ周りの要望に答えることが真摯でないことが最近分かってきた.本当に大切なことのために,勇気ある選択をすることも真摯さに含まれる.

カスタマーベネフィットから始める考え方

これは,この間の集まりでもとても言われていたことなのだが,誰にとってのどんな価値を提供するのか.その価値の本質は何か.自分たちが作ったソフトは,顧客のどんな価値を満たすためにあるのかを考えることにも繋がる.その顧客が少なくとも,トガった満足を与えるものを作りたい.

人が雇われるのは強さや能力

人のマネジメントとは,人の強みを発揮させることである.人は弱い.悲しいほどに弱い.問題を起こす.手続きや雑事を必要とする.人とは,費用であり,脅威である.
しかし人は,これらのことのゆえに雇われるのではない.人が雇われるのは,強みのゆえであり能力のゆえである.組織の目的は,人の強みを生産に結びつけ,人の弱みを中和することにある.

マネジメントは3つの役割

  • 組織の使命を果たす
  • 働いている人を活かす
  • 社会の問題について貢献する

こう読み返して気になった点をまとめて眺めると,書いてあることは至極全うだなぁと思う.「マネジメント」は30年前に書かれた本だから,今の社会では当然の常識になるほど浸透した,と考えた方がいいのかな.納得できるけど,おおお!すごい!というものではないと思った.僕が理解できていないからなのかな?

ただ,働いている人を活かす,というのは今の会社で出来ているのかな.人を記号化された職種(プログラマーとか,マネジャー)で採用して,その職種からはみ出た部分も活かせているのだろうか.いいマネジメントができるマネジャーは,そこも汲み取るんだろう.

あと,読み返すときに,引用部分と本文部分がわかりにくいレイアウトの本だな,と思った.太字にするとかフォントを変えるとかしてくれるとよかったな.そこは小説的に見せる為にあえてやらなかったとも考えられるけど.

「脳に悪い7つの習慣」新書なのに長く効きそう!

水曜日, 12月 30th, 2009


この本を父からもらった。仕事への取り組み方や思考力を伸ばしたいと考えていた折に読んだので1章、3章、4章が参考になった。新書であるにも関わらず長く効きそうな内容なので、ブログに整理して我が身に知識を染み込ませることにした。

1章は、脳が情報を処理する仕組みについて解説があった。
処理の流れとしては、以下のようになる。

  1. A10神経系が情報を好きか嫌いか判断する
  2. 情報が前頭前野に送られ、理解する
  3. その情報が”自分ごと”ならば自己報酬系という通路に送られ、思考に入る
  4. 思考の結果を海馬系で記憶し、いつでも利用できるようにする

この流れの上で重要なのは、まず情報の好き嫌いの判断から、情報処理が始まるということ。情報を取り入れて思考まで持っていくためには、情報を嫌わずに、取り入れる姿勢が必要になる。その上で、主体性を持って(要するに興味を持って)情報に接することで、より高い思考に持ち込める。

脳の情報処理の仕組みに触れた上で、脳の特性(3つの本能と2つの癖)を踏まえる。脳には「生きたい」「知りたい」「仲間を作りたい」という本能がある。これらの本能を磨くことが、脳の活性化や高度な処理を可能にする。
その本能に加えて「自己保存」「統一性一貫性」という2つの癖がある。これらは生活に必要だが、うまく使わないと人生を制約する。「自己保存」は自分の今の状態を変えないでおこうとする癖だ。例えば、隠蔽工作をしていた社長がさらに嘘を上塗りするのは、社長という肩書きを捨てないための自己保存の行動と言える。「統一性一貫性」は、自分の意見に統一性があるように振舞う癖だ。この本能と癖をうまく扱い、種々の能力を高める方法を2章以降で書いている。

3章は特に、よりよく思考するための脳の使い方について書かれている。よりよく思考するには、自己報酬系をうまく働かせることが重要だ。自己報酬系をうまく働かせるコツは「目的と目標を明確にし」「ゴールを意識せず」「主体的に、自分がやってやるという意思をもって」「達成のしかたにこだわる」「目標の達成に向けて一気に駆け上がる」こと。

目的(抽象的、大きい)と目標(具体的、小さい)を明確にするのは、具体的な目標が設定されないと、自己報酬系がきちんと働かないかららしい。

ゴールを意識しない理由は、ゴールが見えてしまうとその直前で「もうだいたい出来たかな」と思ってしまうからだ。「だいたい出来た」と思ってしまうと、その時点で脳には報酬が支払われるため、それ以降の活動能力が落ちる。「達成の仕方にこだわる」というのも同様の理由だ。

主体的にやるのは、自己報酬系が自分がやってやる、という意思に大きく関わっているから。それは、情報に興味を持つという主体性がないと、自己報酬系に至る以前の情報の好き嫌いや理解を行う際に、情報がブロックされてしまうからだ。

コツコツやらず「目的の達成に向けて一気に駆け上がる」のは、コツコツやるというのに「失敗したくない」という自己保存の癖が働いており、脳の活動に制約をきたすかららしい。一気に駆け上がることで、脳はその目標に全力投球できる。

4章はまだまとめられていないので、後日。ただ、読書は1度読んだだけでは役に立たない、という点は非常に頭に残っている。なんども繰り返し読むことで、頭に入り、実際に役に立つ知識となる。ちょうどこの本を読んでいたときに、大学院の先生から「そいつに実力があるかを調べたかったら、ホワイトボードとペンだけ持たせて、理論の説明をさせてみればいい。丸腰の状態でどれだけ頭にあるかが実力だ」という話を聞いていた。これらには、本当に役に立つ知識は、本のインデックスを覚えて、いつでも情報を引き出せるようにしておくことではなく、頭に(というかもはや体に?)染み込ませているものだ、という点で共通するものを感じた。これまで、情報に飢えるように本を読んでいたので、読み方を本当に良い一冊を染み込むまで読むようにしたい。もちろん、これまで同様、良い本かどうかをザッピングすることはやめないが。

西村佳哲さんの「自分をいかして生きる」が良い。

火曜日, 12月 22nd, 2009

読了。

前刊である「自分の仕事をつくる」を読んでから、自分のなかで仕事の定義が変わった。仕事とはかくあるべしといった押し付ける論調ではなく、問いかけや思考の切れ端がたくさん横たわっている。その切れ端の続きを、自然と考えてしまうような作りだ。その時、自分の仕事に対する考え方を見つめ直すことになる。単なるハウツー本や、xx術のような小手先の術の話は一切出てこない。エッセイのようであり、思想書のようでもあり、雑誌のようでもある。

読み進めていると、まるで親しい友人からの手紙を読んでいるような気分になる。もし今自分を活かした仕事をしていると思っていないなら、一度友人から届いた手紙だと思って手にとってみて欲しい。

「アイデア会議」読書ログ

日曜日, 10月 25th, 2009

アイデア会議という本を読んだ.

企画の根幹は,その企画の中心にあるアイデアにかかっている.そのため,企画の体裁や資料を整える前に,企画の元となるアイデアについての会議をしっかりとやろう!と提案し,そのアイデア会議の方法論を述べている.

複数の方法論が述べられているが,その他のブレスト系の本にも書かれている.特に僕が注目した方法として,会議をやる前の段階から紙にアイデアを用意しておくこと.いくつかアイデアがある上で会議が始まるとさらにアイデアが出やすくなる上に,他のtips(発言者と発言を切り離す)を会議開始時点から実現できるためだ.

大まかなところは,その他のアイデア発想法の本に書かれているのと同じ.特に僕が参考になったのは,以下.

  1. アイデアを発言者と切り離す(そのために全員の視線を同じ方向へ)
  2. プランナーはアイデアを紙に書いて持ち寄る(時間短縮のため)
  3. 「新しい」と「効果がある」は違う

プランナー側とディレクター側の各々の視点から,アイデア会議で注意すべき点が書かれているのも利用しやすいと思われる.